白鯨・好調

日々徒然

ようやく、仮絵羽に下書きを映し終えて、捺染台にセッティング完了しました。

毎度のことながら草稿、下書きを布に写すのが一番疲れます。

あとはじっくり丁寧にあせらないで一色一色染めていくだけです。

仕上がりを想像するとなぜか、体は疲れているのにうきうきでどんなに遅く寝ても早く起きる状態になってます。制作だ進んでいくとあるんですけど、なんだが変なアドレナリンが出てるのか、肩こりとか頭痛とかあるのになぜか動けてしまう。その代わり制作終わった後に何をしても体中が痛くなり、頭痛が納まらなくて一週間ちょっと寝込みます。

おそらく今回も、終わった後に寝込みます。

鯨・草稿移し 鯨・草稿移し2 鯨・草稿移し3 鯨・草稿移し4

白鯨草稿

日々徒然

ようやく、白鯨の打掛の草稿が完成しました。

先週、金糸入りの生地を仮絵羽に出したので、もうじき染められる体制が整います。

色は黒多めに、緑、黄色系統の色合いで、鯨は雪の結晶の部分が薄い緑とかで、あとは銀泥に、銀箔金箔などを散らす感じです。

鯨草稿4 鯨草稿5 鯨草稿6 鯨草稿7

 

新作開始

日々徒然

孔雀に続いて、琳派シリーズで、デザインしていた「白鯨」の打掛に取り掛かりました。

どうにかメインの鯨のプロポーションが整い、あとは背景の流水や魚群を描いていきます。

今回もいい作品になりそうな予感がするので楽しみでっす!

鯨草稿1 鯨草稿2 鯨草稿3

搬入完了

日々徒然

本日、琳派400年記念にちなんだ新鋭展のセッティングに行ってきました。久々に美術、アートの世界感を体感してパワージャージもできたように思えます。
作品の説明をしていなかったため、ここで一つ補足致します。

「艶禽瑠璃孔雀」
孔雀の豪奢な尾羽根に浮かぶ模様や雑食の特性から惡喰とされて、邪を喰らうものとして古来より魔除けや邪気払いのようなものとして見なされてきた。
西洋では逆に羽を広げて自身を誇示する様から「傲慢」の象徴ともされている。
この打掛は己の身に降りかかる全ての悪意や災厄を喰い尽くし、しなやかに強かに傲慢に生きる様を身に纏う打掛です。

孔雀・完成。

展覧会情報・京都文化博物館『琳派400年記念新鋭選抜展~琳派の伝統から、RIMPAの創造へ~』

日々徒然

お知らせです。
今年2015年の1月24日(土)~2月8日(日)の期間の京都文化博物館にて『琳派400年記念新鋭選抜展~琳派の伝統から、RIMPAの創造へ~』という展示会に出品させていただくことになりました。
期間は短くご多忙かと思いますが、よろしければお運びください。

2015年1月24日(土)~2月8日(日)まで
時間10:00~18:00※金曜日は17:30まで
休館日・月曜日
京都文化博物館4階特別展示室にて

以前作った孔雀の打掛を出品致します。私にとっては初めてこのような展示に参加させていただくことになり、とてもうれしく思っております。
多くの方に作品を見ていただける機会を設けていただいたことを感謝いたします。

京都文化博物館ホームページ http://www.bunpaku.or.jp/

謹賀新年

日々徒然

新年明けましておめでとうごさいます。
昨年は腰を据えて制作に勤しんだ一年で、精神的に成長せきたと思える一年でした。今年も一つ一つの制作を大切にし、強かにしなやかに過ごしていきます。本年もよろしくお願いいたします。

2015年賀

孔雀の打掛完成しました。

日々徒然

題名は「艶禽・瑠璃孔雀」です。今度京都文化博物館での展示に出品致します。

夏ごろから構想を練ってやっとのことで出来上がりました。

孔雀打掛1 孔雀打掛2 孔雀打掛3

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